狸の置物には実は凄い意味があった!? 知られざる秘密とご利益とは?

久しぶりの里帰り。

近所のなじみのお蕎麦屋さんで、家族とゆっくりお昼ごはん。

日々のハードワークから解放されて子供の自分に戻れる。

ほっこりする時間ですよね。

「お腹も満足!そろそろ帰ろっか♪」

とお店を出た時に気付いた、大きな真ん丸おめめでこちらを見つめる・・・・・・

たぬきの置物

和食のお店の入り口で時々見かけるけど、何か意味があるのかしら?

今回は、意外と知られていない狸の置物の意味と、そのご利益についてお教えしちゃいます♪

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狸の置物の由来や歴史

いかにも日本昔話しに出てきそうな雰囲気の狸の置物ですが・・・

なんと、歴史は浅かった!

誕生して全国に広まったのは、実は昭和30年代だったんです!

ちょっと私、びっくりしました。戦後の昭和生まれだったのね~。昔話には登場しませんでした。

そして生みの親は、陶芸家 藤原銕造(てつぞう)さんであります。

狸ちゃんの誕生ストーリーは、と言いますと・・・・・

昭和10年。

藤原さんは、京都から滋賀県信楽の山奥に移り住み、陶芸活動を開始しました。そんなある夜、山道を歩いている時、狸たちが輪になって、お腹をポンポンたたいている光景を見たんですって。

そこで閃いた藤原さん。記憶を元にアレンジした狸の置物を作りました。これが評判良くって、少しずつ全国に広まっていった・・・

ということなのです。

デザインは 生れた頃のワイルド系から、現在ではカワイイ系へ進化を続けているようです。日本はやっぱり「カワイイ」の国ですからね♪

狸の置物や体それぞれに意味があった!ご利益や置き方

さて、ではどうして店先に置くようになったのでしょう?

お店といえば商売です。商売繁盛といえば縁起物ですよね。招き猫や七福神などが有名ですが、たぬきちゃんもその新しい仲間なんです。

「たぬき=他抜き」という語呂合わせで、

「他を抜きん出て商売繁盛する!」

という願いを込めた置物なのです。

そして、なかなかのインパクトのたぬきちゃんのルックスですが

「八相縁起(はっそうえんぎ)」

と言われる、8つの縁起ポイントがあります。それぞれの意味をお教えしますね(#^.^#)

目は前後左右に目配りがきいて、正しく判断できる。たしかにぱっちりと黒いおめめで、大きいのが印象的です。

商売は「愛想よく」、「顔を広く」が大事。こんな愛嬌のある顔であいさつされたら、お客様もほっこりしますよね。

お腹

大きなお腹は、食いっぱぐれが無いこと。腹が据わって落ち着き、時には大胆に判断できる。貫禄のあるお腹は、見ていて安心感ありますよね。

金玉

「前金」の「金」、お金をきちんと払ってもらえる。お金がたくさんたまりますように、という願いも表しています。だから、あんな無邪気に見せちゃっていたんですね

災難を避けるため、常に用心して身を守る「笠」。お洒落のためでなく防災用だったのですね。なかなかのしっかり者です!

通い帳

商売のやり取りを記録する「通い帳」を腰からぶら下げています。通い帳は信用を表しています。商売は信用第一ですからね!

徳利(とっくり) 

飲食に困ることの無いよう、「徳利」をぶら下げています。また、とっくりの「徳」は、「徳を積む」の「徳」。日頃の善い行いが商売繁盛につながることを表しています。のん兵衛さんじゃないのです。誤解の無いよう・・・

大きなしっぽは、終わり良ければ全て良し!の「尾」。そして、しっかり安定した商売ができるように、という思いがこもっています。

さて、こんなご利益いっぱいの狸の置物ですが置き方の決まりってあるのでしょうか?

一般的には大きいものは玄関の隅、小さいものは入り口のカウンターや、下駄箱の上が多いようです。

でも、置き方や方角については、特にルールが無いとのことなので愛情を持って好きな場所に置いてくださいね。

終わりに

狸の置物の由来と秘密、そのご利益 についてお届けしました。実は私、元々はあの大きな目がちょっと苦手でしたが今回こうして秘密とご利益を調べているうちに、愛着がわいてきました。

小さな「マイたぬき」も欲しくなっちゃいました(笑)

「抜きん出る」って、商売だけじゃなく何事にもカッコイイじゃないですか!

あ、それとやっぱ金運も外せないです(笑)

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